“くらしの実践:衣” 伝統的工芸品 伊那紬の機織り体験 ティーマットを織りあげました。 | うりゅう堂

“くらしの実践:衣” 伝統的工芸品 伊那紬の機織り体験 ティーマットを織りあげました。

この記事は約3分で読めます。

こんにちは!

お読みくださり、ありがとうございます^^

さて今回の記事は、先月初めて体験した機織りについてです。

ティーマットを織りたくて、機織り体験・教室をされている長野県駒ヶ根市の久保田染織工業株式会社さんへ行ってきました。

伊那紬とは、長野県の南に位置する伊那谷の中でも駒ヶ根市で作られている伝統的工芸品の織物です。
その伝統を守る唯一の工房久保田染織工業株式会社さん(明治43年創業)で、糸作りから染め、機織りまで一貫して作られています。

織物体験日の予約

まずは、体験日の予約から。

織物体験はメール予約か、電話予約で受け付けてくださいます。
HPに、メールでの申し込みのお返事は数日かかると書かれていたので、私は電話予約をしました。

久保田織染工業さんでの織物体験の申込先

無事に予約は完了したのですが、予約日当日に大雪が降り、道が凍って車の運転が危ないので、日を改めて伺おうとお電話しました。
受付の方も、久保田社長もご丁寧に優しくご対応くださり、違う日で再調整となりました。

織物体験当日の受付

当日は待合室で久保田社長と受付の方がお迎えくださいました。

ご挨拶のあと、名簿に住所氏名連絡先を書き終えると、今日作りたいもの、価格設定のお話があり、

私からは、ランチョンマットの一回り小さいものを2枚作りたいという事をお伝えしました。

価格は10cmで2,000円~、長さに応じて価格が決まります。

体験とは別で、帯や着物の反物を織る教室もされています。

工場の見学

久保田社長に工場をご案内いただき、伊那紬ができあがるまでの工程をご説明いただきました。

染材 草木染めの材料

りんご、カラマツ、山桜、しらかば、矢車玉、イチイなどの伊那谷の山々で育った材木が使われます。

こちらでは、生糸に付着しているセリシンという糊状の成分(たんぱく質)を落とす「精錬」と「染色」の工程が行われます。

精練された生糸。

こちらでは皺をのばして幅を揃える作業をされていました。

糸繰り。
製糸会社から納められる「かせ」の状態の糸をボビンに巻き取っていきます。

工場の中。

草木染で染められた糸。
真ん中の赤色はイチイで染められたものだそうです。

同じリンゴでも、銅、鉄など還元の違いで色が変化。

整経。
様々な色糸のボビンが並べられ、整経機に経糸を巻き取っていきます。

伊那紬は足踏み式の高機(たかばた)という織機を使って手織りされます。

担当の方が優しく織り方を教えてくださいました。

 

こちらが仕上がったものです。長さは22㎝で、1時間くらいで織りあがりました。
もう一枚はまた別の日に織る事にしました。

初めての機織り。
手と足を使って、最初は頭を使うのですが、身体がリズムを掴んでくると作業に集中して没頭します。

静かな作業場は“トントン”と機織りの音だけが響いて、心地良い瞑想と同じ感覚がしました。

自分で織りあげる生地は、愛着も一入。

駒ヶ根にお越しの際には、おすすめの機織り体験です。

お読みくださり、ありがとうございました^^

いやさか

榮 拝

sakae

愛媛県出身。18才~大阪で美容を学ぶ。
美容師歴19年。グラッフィックデザイン・修験道・古神道も同年研鑽。
2020年合同会社URyu設立。
2021年駒ヶ根市中沢に移住。
趣味は、植物観察、お菓子作り、伝統文化・古典・本質にふれる事。

sakaeをフォローする
シェアする
うりゅう堂

コメント

タイトルとURLをコピーしました