うりゅう堂の名刺が完成したので
駒ヶ根の伊那紬の名刺ケースを求めて
久保田染織工業さんへ行ってきました
伊那紬は信州の伊那谷で生まれた紬です
民謡「伊那節」
※伊那節の発生は古く
木曽御嶽山の山容を謳った山岳信仰の歌が
伊那谷の馬方に歌い継がれ
次第に宗教的色彩を失って
現在の伊那市を中心に座敷唄として歌われるようになったと言われています
〚天竜下れば しぶきにぬれる
持たせやりたや 檜笠
諏訪の湖水を 鏡にかけて
雪で化粧する お月さん
桑の中から 小唄がもれる
小唄聞きたや 顔みたや
わしが在所の 伊那路の春は
峰に白雪 里に花
東、仙丈 西、駒ヶ岳
間を流るる 天竜川
伊那は夕焼け 高遠は小焼け
明日は日和か 繭売ろか
わしが心と 御嶽山の
峰の氷は いつ解ける〛
にも謳われるとおり
伊那谷は氣候風土に恵まれ
古くから養蚕が盛んな地
りんごや山桃など
様々な草木染で丁寧に染められた真綿紬糸を
一本一本丹精を込めて手織りされた
軽くてやらかくしっとりした紬
機織の体験もできるそうで
花瓶敷サイズから帯、反物まで
北海道から泊りがけで機織に来られる方もいらっしゃるそうです
とっても興味深いので
あたたかい季節になったら
機織体験に伺おうと思います☺️
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