アキヒトです。
私の「志事」の1つ、合同会社共育(武学オンライン講座事務局)は
「志を以って生きる人を増やすため」に
「書籍:お辞儀のチカラ」を発刊しました。

世の中に普及についての分析理論として
「イノベーター理論」というのがあります。

その中で
「普及率16%の論理」
というものがあり、
「キャズム」
という深い溝を越えられるかどうかが
普及するか否かの鍵であるとしています。
スマートフォンについて、
私の経験を踏まえて見てみます。
今となっては完全に世の中に普及した
スマートフォンですが、
私が始めて手にしたのは「iPhone4s」でした。
2011年10月発売ですが、しばらくして買った記憶があります。
auだったのをソフトバンクにMNPをして購入しました。
そして、2012年9月発売のiPhone5をauにMNPして
札幌のヨドバシカメラで何時間か並んで予約購入しました。
昔はMNPでいろいろとキャッシュバックがもらえましたね。
私がiPhone3Gか3Gsから購入していれば、
完全に「イノベーター:革新者」だと思います。
イノベーター:革新者 ☑情報感度が高く、新しいものを積極的に導入する好奇心を持った層 ☑オタク系の新しいもの好き ☑市場全体の上位2.5%を占める Infinity-Agent Lab
スマートフォン利用率の統計をみると
2013年9月にガラケー(フィーチャーフォン)とスマートフォンが逆転してます。
ここが「キャズム」を越えた時です。
私はその前からスマートフォンを使い始めましたので
スマートフォンの普及については
「アーリーアダプター:初期採用者」
の特性をもっているということになります。
アーリーアダプター:初期採用者 ☑世間や業界のトレンドに敏感で、常にアンテナを張り情報を収集し、判断する層 ☑単に「新しいもの好き」ではなく、商品やサービスの価値、具体的メリットまで考える ☑市場全体の13.5%を占める Infinity-Agent Lab
私が何を話す時は、こういったことに興味がある方には
自分の視点と近いので伝わりやすいと思います。
「キャズム」を越えるには
アーリーマジョリティ:前期追随者 ☑新しいものを採用することに比較的慎重な層 ☑「流行に乗り遅れたくない」という気持ちがある為、平均より早く新しいものを取り入れる ☑市場全体の34%を占める Infinity-Agent Lab
にアプローチが必要になります。
アーリーマジョリティに訴えるポイント ☑流行がはじまっていること ☑商品やサービス導入の合理性やメリット ☑流行に乗り遅れる恐怖 Infinity-Agent Lab
だそうですので
自分の得意な「単に「新しいもの好き」ではなく、商品やサービスの価値、具体的メリットまで考える」と
自分の感覚にない「流行について」
を伝えることを意図すると
自分のコミュニケーションがより多くの人に伝わること
世の中への普及を加速させられるハズです。
「イノベーター理論」に自分のコミュニケーションの癖を
当てはめて見ると、新しい伝え方の発見になると思います。
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